鎌倉という海のある町で、子育てを始めてから気づいたことがあります。実は海で遊ぶ子供はあまり多くいないのです。

 

学生時代からライフガードやオーシャンパドラーとして活動していた私は、鎌倉の海で多くの時間を過ごしてきました。

 

美しい砂浜、青い海、時折訪れる素晴らしい波。これらは海外の海と引けを取らないと感じていました。

 

しかし、日本と海外の違いは、子供たちが海でアクティブに過ごす文化の違いでした。

 

カリフォルニアやオーストラリアのビーチでは、子供たちが海で遊びながら身を守る方法を学ぶプログラムが存在していました。

 

日本と海外の親たちの海への関わり方に大きな違いはなく、海と人をつなぐ存在が重要でした。

 

このような経験から、2018年に消防局を退職し、YUIGAHAMA Surf & Sportsを立ち上げました。

なぜ海やスポーツ、子供にこだわるのかという理由について、もし私が山の麓に住んでいたら、同じことを山を舞台にして行っていたでしょう。

 

自然環境に身を置くことで多くの人が爽快感や喜びを感じると考えています。

また、少しハードな運動をすることでメンタルタフネスが向上すると言われています。

 

幼少期からこれらの経験を積むことで、心身ともに強い人間になる可能性があると信じています。

 

少しでも強く、小さな困難から大きな困難まで乗り越えられる人が増えれば、国全体が良い方向に進むと考えています。

 

しかし、その始まりは簡単なことから始めることが重要だと思います。

 

YUIGAHAMA Surf & Sportsは、スモールステップを積み重ねることで大きな成果を生む、まさに複利のようなプロジェクトです。

 

 

YUIGAHAMA Surf & Sports 代表　帯谷大樹